~陶器について~
陶器には「貫入(かんにゅう)」という生地と上にかかっている「釉薬(ゆうやく)」の収縮率(焼いた時の縮み方)による細かいひび割れに様なものが表面にあります。
細かいので目に見えないかもしれませんが、陶器には全て「貫入」が入っています。そこに茶渋や灰汁がつき、最初の風合いと全く違った趣になります。それを楽しんで頂くのも、陶器を愉しむ一つです。
ご使用頂く前には、お米のとぎ汁を大きめのボールやお鍋に取り、器を一昼夜つけてからご使用下さい。貫入の中に、ぬかの成分が入り、汚れがつきにくくなります。
十分に乾燥させずに、食器棚などに片付けてしまうと、表面にカビが生えることがありますので、長くご使用にならない場合は、十分に乾燥させてから片付けて下さい。
ご使用になる前には、水通しするとかお湯通ししてから、ご使用頂く方が良いです。
また、裏面はサンドペーパーで研磨していますが、ガラス製品や木製品の上を引きずると、ガラスや木に傷がつきますので、引きずらないようにして下さい。
電子レンジはご使用頂かない方が、永くご使用頂けます。
食洗機につきましては、他の器と当たらないようにして下さい。
サイズ | 8.8Ø×高さ12.6cm |
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容量 | 約450ml |
作家 | 京谷 浩臣 |